会社設立決意前の検討

 

すでに個人事業主として事業を行っていて会社設立を考えている。

 

得意先・仕入先から法人化を勧められ、または、法人であることが取引の条件となる、その取引がなければ事業が立ち行かなくなるのであれば事業を継続するためには、会社設立は待ったなしでしょう。

 

しかし、それ以外の理由で会社設立をお考えの方にとって、最大の悩み、関心事は会社にすることのメリット・デメリットではないでしょうか?

 

会社設立(法人成り)は、文言どおり、人と同じように権利・義務の主体である(法)人格の誕生を意味します。

 

人は誕生から成長する過程で、幾多の法的手続きを経ながら人生を送ります。

 

そして、会社(法人格)も同様の過程を経ることとなります。

 

会社設立(法人成り)は子供をもうけると同様に人生の重大事です。

 

次ページは事業をして行く場合の個人と会社のメリット・デメリット一覧表とその次のページは設立する法人の形態比較を掲載しています。

 

事業をして行くにあたり個人がよいか法人が良いかは、個々の事情により一概に言えません。

 

また、法人にするとしても、どの形態の会社にするか十分検討される必要があると思います。