会社目的

 

会社の目的は、その会社の存在意義を内外に表し、かつ活動する指針として重要なものです。

 

その目的を検討・決定するにあたり、注意点は下記の通りです。

 

1. 定款の認証上の注意 

会社目的には表現の適格性が求められます。

 

具体的には下記の通りです。 

  • 適法な目的か 
  • 営利性がある目的か 
  • 目的が明確になっているか

 

2. 営業上の注意

許認可が必要な業種では、定款にその目的がなければ、許認可が得られません。

後日、定款変更が必要となります。

 

3. 対外上の注意 

定款に目的は幾通りも記載でき制限はありません。

ただし、対外的に見た場合、幾通りの目的が記載されていると、その会社の主たる目的がぼやけ、どのような会社か不明となり信用上、問題といえます。 

 

目的の記載は4~5通りにするのが理想であるといえます。